あの世界の片隅で

NEWS、テゴマス関係で観たこと読んだこと経験したことの感想。Twitterのまとめも。

#私のNEWSはここから

 一昨日からNEWSファンがたくさん参加していた #あなたのNEWSはどこから というタグ。私も参加したいと思いつつ今日締め切りの仕事がとんでもない量だったので、とりあえず休憩の時に眺めては癒されてました。仕事も無事終わって書き出したはいいものの、140字でうまくまとめられない…皆さんうまいなあ。実はつい先日偶然にも友達から私が何でNEWSのファンになったか知りたい、とブログ記事のリクエストをもらっていたこともあり、こちらにきちんと書くことにしました。よろしければお付き合いください。長いよ!

 

 そもそも私にとってNEWSの入り口になったのはテゴマス。2012年冬のFNSを録画していたのは、色んなミュージシャン同士のコラボがあるとCMで知り、それに興味を持ったから。さだまさし鈴木雅之などの異色の組み合わせに面白そうと思った記憶がある。

 その中にゴスペラーズ&テゴマスのコラボ「ひとり」があって、私はそこで初めてきちんとテゴマスの歌声を聴き、ものすごい衝撃を受けた。こんなにテゴマスってうまかったの?手越くんって、名前は何となく知ってたけど、こんなに歌える子だったの?もう一人は何ていう子だろう、ます…何くん?ぐらいの認識しかなかった私にとって彼らの歌声はそれはそれは衝撃的だった。後で帰宅した夫にもわざわざ「この子達ジャニーズなのにうまくない?すごいよね?テゴマスっていうんだよ」と見せたぐらい興奮していた。歌い出しのテゴちゃんの声、途中のまっすーの甘く優しい歌声に感動したけれど、その時はそれで終わってしまった。その時点ではまだテゴマスがNEWSのふたりだとも知らなかった。

 その程度の知識しかないのに、なぜテゴマスというユニットを知っていたかというと、「ミソスープ」発売の時いいともの最後に出ていたのを見た覚えがあるから…あれ、出てませんでした?いいともじゃないかもしれないけど、とにかく何かの番組にデビューするんです!って二人が出てきたのを見たような気がする…違う?まっすーは白いシャツに黒いリボンタイだったと思うんだけど。とにかくその時はふーん、ぐらいで特に興味も持たなかった。自分からしたら一回り以上も下のまだ幼い男の子たちで、ときめく対象にならなかったというか。そんな年下の人にときめくなんて、背徳感を覚えてしまうというか。だけどテゴマスという名前だけは何となく耳に残ってた。

 それから3か月ぐらいして、何かの動画を某所で探していた時、ふとテゴマスのことを思い出して検索してみた。検索結果の中に「ChuChuChu!」の動画があって、何の気なしに再生。この前見たゴスペラーズのコラボとは全く違う歌声。ダンス。表情。なにこれ、かわいい。でも歌はやっぱりうまい。でもかわいい…この子達、気になるかも…。おばけ屋敷の動画もあった。再生。ええええ、なにこの子達。かわいい…かーわーいーいー…。数回繰り返し再生。そして次に目にとまったのが、私が本格的に増田貴久という人の歌声に堕ちた一曲。初めて聴いた時、一瞬鼓動が止まった。その曲は…

 「横浜アオイーナ」。

え、それ!?ほかにもたくさん名曲あるよ!?という声が聞こえてきそう(笑)自分でもそう思うし。だけどね、♪ぼくもいつーかーせんぱいみたいになれるかなっ♪までのあのグダグダとした可愛さ満点の歌声が、♪よーこーはーま♪から一気にあまーい歌声に変わるでしょ?あそこですよ!あのギャップ。あれを聴いた瞬間、世界が真っ白になるぐらいの衝撃で、私この人の歌声好きーーーー!と思ったんです…その後はもう一気にCDやDVDを買い集めファンクラブに入り昔の記事を読み漁り…と転げ落ちて行った。横浜アオイーナからのファンって聞いたことないけど、私も今まで何となく恥ずかしくて誰にも言ってなかったから、案外他にもいるかも?いないかな?いたらご連絡ください。

 

  NEWSについてはデビューの時にまたジャニーズの新しいグループが出たんだな、もう覚えられないわぐらいの認識で、なんとなく山下くんという子がセンターなんだなとか錦戸くんっていう子はかけもちなんだなとか、ちらほらと耳に入る情報程度の知識しかなくて、ひとりひとりは全くわかっていなかったし、興味もなかった。といっても別に絶対的にアンチジャニーズというわけではなかったのだけど。高校生の頃は光GENJIもまあまあ好きだったし(特に内海くん)、Kinkiや嵐のベストもレンタルだけど聴いてたし。だけど今後ジャニーズのファンクラブに入るとかコンサートに行くとか、そんなことは私の人生において絶対にないと思っていた。

 時々音楽番組やCMでNEWSの曲も耳にしていたけど、それがNEWSだという認識さえないぐらい。ファンになってからベストアルバムを聴いて、あれ、これ知ってる、これも知ってる、NEWSだったのかと驚いた。だから脱退のことも芸能ニュースで大々的に取り上げられているのは見たけど、2人が抜けて何人残るのかさえ知らなかった。その頃にはドラマで山Pのことは知っていた。私は「野ブタ」のドラマが大好きで、実は中古だけどDVD-BOXも持っている。それに彼が出ていたから。彼と錦戸くん(も辛うじて認識していた)が抜けるんだなあ、あとの人達は大変なんだろうなあ、ぐらいの、いわゆる一般人の薄い感想しか持たなかった。中で何が起きているかなんて知る由もなかった。

 だけど実はその少し前に私は『ピンクとグレー』を読んでいた。たまたま見た新聞下欄の書籍広告で興味を持って、シゲのことは名前さえも知らなかったけれど、図書館に予約を入れていた。その後これもたまたまシゲの記者会見をWSで見て(シゲがすごく緊張して硬い表情だったのが印象的だった)あ、これあの本のことだ、こんなイケメンがNEWSにいたなんて知らなかったなと思った。その頃のNEWSがどんな状態かなんて全く知らないから、アイドルも色々やる時代なんだな、大変だなあと思った覚えもある。それからすぐに本が届いて、軽い気持ちで読み始めた。アイドルが書く文章ってどんなのかなというちょっと意地悪な興味もあった。だけど読み進めていく内にどんどん引き込まれて、気が付いたら家事も何もかもほったらかしにして最後まで一気に読んでしまっていた。すごい、と思った。この人はすごい。次の作品が出たらまた読もう、と。だけどこの小説は私には痛すぎて、しばらくはもう読めないかもとも思った。案の定、今に至るまでまだきちんと読み返せていない。シゲはこの小説を読んで少しでもNEWSに興味を持ってもらえたらと考えていたけど、私には小説の存在が大きすぎて、作家加藤シゲアキに対する興味で終わってしまった。

 

 こんな感じで、私の周りにNEWSに関する点は存在していたけど、それらがつながることも私が興味を持つことも、当時はなかった。まさかのアオイーナ堕ちの後、さっそく私は子供たちに布教開始。まんまと娘(当時小2の終わり)がこっちにやってきた。彼女の興味の対象は私が好きになった人の隣にいるキラキラ王子様だったけど。そして娘もテゴマスの動画を見たいとせがむようになった。最初は私と同じようなのを観ていたけど、画面の横に出ていたお勧め動画の中から彼女が選んだのが「チャンカパーナ」。これに娘がハマって、それから来る日も来る日も学校から帰ったら再生していた。そのうち、お母さん、チャンカパーナのCD買ってとねだり始めた。だけど私はそっちにだけは行くまい、と心の中で拒否していた。私はテゴマスのファンにはなったけど、NEWSというアイドルのファンにはならない。そっちにまでハマっちゃったらきりがない、私の手には負えないからと。自分がハマったらどこまでも行ってしまうオタク気質であることは知っていたから、ジャニーズのアイドルという深い森、自分には全く縁のない、何となく怖ささえ感じられる森に入り込んでいく勇気がなかった。

 だけどテゴマスの一員としてであっても、まっすーをどんどん好きになっていく内、この人の活動を全部見たい、知りたいという欲求が出てくるのは私にとって自然な流れだった。とりあえずNEWSのベストCD*1を買ってみた。結構知っている曲が多くて驚いた。何より、作家陣の豪華さに驚いた。たとえば「DREAMS」は私が今でも好きでカーオーディオに入れているThe東南西北のヴォーカル久保田洋司さんが作詞をしていた(特徴的な澄んだ歌声の「内心、Thank You」*2、もしご存知なかったらぜひ聴いてみてください。30年近くも前の曲とは思えない名曲)。

 ベストCDを聴いてすっかりNEWSに興味を持ってしまった私はついにDVDに手を出した。調べてみたら、圧倒的にお勧めされているものがひとつあった。「LIVE TOUR 2012~美しい恋にするよ~」*3。できれば初回盤をというコメントが多かったので探しに探して何とか中古で手に入れた(その時はまだBlu-ray通常盤はなかったけど後々入手)。お勧めどおりにDISK2のドキュメンタリーから観始めて、DISK1のコンサート映像を観終わる頃、私はもうNEWSのファンだった。あんなに拒否していたのに。それぐらいの引力が彼らにはあった。「テゴマス」では見せなかったテゴちゃんとまっすーの歌もダンスも表情も勿論魅力的だったけど、私を最終的にNEWSに引き込んだのはコヤシゲのパワーだったと思う。

 小説を通してほんの少しだけ知っていたシゲ、私の住んでいる地域ではevery.の放送がなかったし未来シアターも観ていなかったから、全く知らなかった慶ちゃん。後々遡って色んなインタビューを読んだりしながら少しずつ当時の状況や彼らの人となりを把握していったけど、その時はまだほぼ初対面に近かったふたり。登場の時に着ていた天使のような白い衣装は細身で背が高いコヤシゲにとてもよく似合っていて、思わず見とれた。ふたりが作り出す雰囲気はキラキラアイドルなのにどこかほっとするような温かさに満ちていて、そんなふたりと一緒にいる時のテゴマスも「テゴマス」の時とは全く違うアイドルオーラでキラキラしていた。

 涙を流し不安を吐露し、それでも明るい未来を見つめて進んでいこうと笑顔を見せる4人から目が離せなくなってしまった私は、いつの間にか自分がもう「森」の中にいることに気づいていた。でもその森は想像していたような怖い場所ではなくて、日の光が降り注ぐ暖かくて少し眩しい場所だった。悲しみや不安から顔を上げて、横一列に肩を組んで歩き出した4人の背中を見つめながら追い続けて行きたいと思った。私の「NEWS」はここから始まった。