あの世界の片隅で

NEWS、テゴマス関係で観たこと読んだこと経験したことの感想。Twitterのまとめも。

カラパレとRINGと水曜歌謡祭(2015.5.20)

 昨日、5月20日は思いがけずまっすーで充実した一日でした。正確には充実した夜。もっと正確に言えば、出演や発売を大体把握してはいたけれど、こんなにも幸福感を味わう夜になるとは思っていませんでした。

 

 時系列で言うと、まず午後6時半ごろ昨日発売のTVぴあで連載されているカラパレを読みました。今回はまっすーの取材だということは事前に知っていました。でもたった1Pの小さい文字群は予想以上に嬉しい内容でした。水曜歌謡祭に関する質問の中で、私の心に響いた彼の言葉。

「コラボさせていただく方たちに対して、どういう声の出し方をしたら、よりうまく交わるか」

「 ハモる側でもハモられる側でも、自分の成分をちゃんと出すように考えながらやってます」

「その曲をリスペクトしつつ、曲の良さを理解してリハに臨んでます」

 

 それから、NEWSの楽曲に対するこんな言葉も。

「その曲の良さを”NEWS”というフィルターを通すことによって感じてほしい」

 

 このところずっと、と言うとやや語弊があるけれど、折に触れて「どうして私はまっすーの歌声が好きなんだろう?」と考えていました。彼より技術的に「歌が上手い」人はたくさんいる。でも、他の誰でもなく「彼」の歌声がこんなにも私を惹きつけてやまないのはなぜなのか。彼に対して色んな事を思っても、結局彼の歌が好きで仕方がないのはどうしてなのか。単純に彼の声が大好き。でもそれだけじゃない。じゃあ、なぜ。どんなに考えても明瞭な答は出ず、いつも「好きに理由なんてない、好きなものは好きなんだから」という答を着地点にしていました。でも、昨日読んだ言葉でようやくわかりました。まるでぱーっと目の前の霧が晴れて視界が急に明確になったような、そんな気分。大げさだと言われそうだけど、本当に清々しい気分です。

 

  増田貴久という人の歌声はひとつの物語を、ひとつの世界を作り出す。単なる空間ではなく、きちんと生の営みがあって、人々の喜怒哀楽が溢れている世界。彼が歌うと、つまり「増田貴久」というフィルターを通すと、それまでその楽曲が私にとってそんなに魅力的でなかったとしても、新しいひとつの物語世界となって私の前に現れる。それがどなたか別のアーティストの楽曲だった場合、元の魅力に「増田貴久」成分が加わって、新しい物語が目の前で展開されていく。彼の作り出す色彩や温度や光が加わっていく。そして気づくと自分もその中に包まれていたり、たゆたっていたりする。彼の歌声にはそういう魔法のような力があるんだと。ずいぶんファンタジックな表現になってしまって、自分の年齢を考えると恥ずかしいけれど、そう思います。

 もちろんこの世界には彼の魔法にかからない人もいる。でも私は、そして彼の歌声が好きな人はきっとその魔法にかかってしまった人なんだろうなと思います。彼が歌うことでその楽曲の魅力がより多くの人に伝わっていく。彼の歌声はそれを伝える力を持っている。そしてその心地よさを感じられて、いつまでもそれを感じていたいと思わせてもらえることが、私にとっての彼の歌声の一番の魅力です。この答にやっと辿りつけた。それが昨日でした。(余談ですが、「色彩や温度や光」の3要素はシゲの小説を構成する3大要素でもあると思っています。)

 

 カラパレを読んだ後、半時間ほどしてNEWS RINGを読みました。いつもと同じように、もうすぐ29歳の男性とは思えないような可愛いリズムの文章が綴られていました。でも、いつもとは確かに違った。先にカラパレを読んでいたからそう感じたのかもしれないけれど、彼が今感じている充実感や向上心、挑戦できることの嬉しさがスマホの画面の向こうからキラキラと溢れてくるようでした。うれしい!がんばる!って。よかったね、仕事が充実してるんだね、難しいけれどがんばって挑戦してるんだね、そういう場を与えてもらえてよかったね。そんなことを思いながら読みました。水曜歌謡祭でコラボさせてもらえる楽曲に増田貴久成分を足して増田貴久ワールドを作り上げるべく魔法の修行をしてるんだね、ちゃんと見てるからね、と。

 

 また少し脱線するけれど、今回のRINGに限らず、最近のまっすーは以前だったらわざわざ言葉にしなかったような想いをきちんと言葉にしようとしているように感じます。TVぴあと同じく昨日発売だったTV LIFEのインタビューでもこう言っていました。

「誕生日のサプライズ映像をDVDにして小山にプレゼントしたらめっちゃ喜んでくれて。おかげで僕にもうれしい出来事になったよ」

 こんな風に、最近特に慶ちゃんに対する想いを素直に言葉にしていると思うんですよね。帯でニュースやってるの、本当にすごいとか。そしてそういう突然繰り出してくる素直まっすーにデレデレする慶ちゃんを見るたびに、年上コンビ可愛い…!!!って萌え転がってます(笑)

 

 話を戻しますね。RINGを読んでほぼ1時間後、水曜歌謡祭を観ました。今回は3曲のコラボをしていましたが、どれも楽しそうにのびのびと歌い踊っていたまっすー。どの楽曲からもしっかり増田貴久成分を感じ取れました。それがファンの欲目だと言われても結構。音楽的知識のない素人のたわごとだと一笑に付されても結構。まっすーってこんな歌い方もするんだ、この楽曲ってこんなにも素敵だったんだ、と私が感じたのは私にとってまぎれもない真実です。前々回放送された「渋谷で5時」の時も同じ。彼が歌い出した途端世界がぐるんと回って、今まで知らなかった場所に連れて行かれました。これが私の素直な感想です。

  

 私はNEWSが4人になってからの新規ファンなので、それ以前の彼の歌については残された映像や音源でしか知りません。以前の彼の思いも何とか手に入った記事でしか知り得ません。その限られた情報をもとに勝手に言うことしかできないけれど、彼はもとからこんなに素敵な魔法使いではなかったのだと思います。もちろん昔の幼い歌声にもジャニーさんが「おもしろい」と言っただけの魅力は溢れている。でもそこから色んなことを考えて努力して(絶対にそれは見せないけど)、頑固な彼なりに少しずつ変化してきた。その結果として彼が手に入れた魔法の力。その魔力にとらわれてしまった内のひとりが私です。

  

 いわゆる「技術面」ではまだまだ伸びしろがある歌声。それは彼自身が実力者がそろう場で誰よりも痛切に感じているはず。コンサートで水曜歌謡祭への出演は一回一回の勝負と語っていたそうですが、ここまで呼ばれ続けていて、来週もまた呼んでもらっていることに嬉しさ反面かなりのプレッシャーも感じていることと思います。でもそれに立ち向かうのは彼自身にしかできないことだし、色んな点で彼が変わろうとしていることも感じられる。だから、私はこちらの世界の片隅で1ファンとして、きっと来週も彼は私の大好きな歌声で新しい物語を披露してくれるんだろうな、どんな世界を見せてくれるのかな、とただただ期待しています。