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あの世界の片隅で

NEWS、テゴマス関係で観たこと読んだこと経験したことの感想。Twitterのまとめも。

全世界極限サバイバルと永遠とヒカリノシズク

 前回「グレート・ネイチャー」の感想を書いてから仕事や家族のこと、そしてNEWSのことで色々と思うことがあり、しばらくTwitterからも距離を置いていました。忙しさも心の中もまだ落ちついたわけではないけれど、自分自身の整理のため文章にします。とりあえずまっすーのサバイバルと「永遠」と「ヒカリノシズク」について。記事が長くなるので分けたらいいのだろうけど、時間もないので一気に書いてしまいます。見出しをつけておきますので、興味をお持ち下さったところ以外は飛ばしてくだされば。

 

 

*「全世界極限サバイバル2016」*

 この2か月の間、NEWS関係だけでもかなりたくさんのことがありました。DVDシングル「四銃士」の発売、テゴちゃんのお誕生日とテゴマス2人の入所記念日、テゴマスのデビュー記念日、『傘を持たない蟻たちは』のドラマ化&主題歌発売決定、テゴちゃんがメインキャスターを務めあげたCWCやそこで流れる「ANTHEM」等々、思い出すのも大変なほど他にもたくさんのことがあり、去年のことを思うと嘘のような現状です。その中で私が特に印象に残っているのは「愛言葉」がテレビ*1で聴けたこと。私自身「愛言葉」に投票はしていたのだけど、きっと無理だろうなと思っていたので、4人がぎゅっと固まって座って歌うのを観られて本当に嬉しかったです。

 そして、私にとって、というよりほぼすべてのNEWSファンにとって非常に大きな衝撃だったのではないかと思うのが、新年早々に放送される「全世界極限サバイバル2016」にまっすーが出演することです。あの綺麗好きで虫や動物が怖いまっすーが、あんな番組に出るなんて。少しだけ流れてきた映像の中にはこれまで頑なに見せずに来た(と言いつつ、うっすら見えてはいたけれど)ひげの生えた顔もぼさぼさの頭もすべて曝け出しているまっすー、というより「増田貴久」が映っていて、正直最初はびっくりしたし戸惑いました。ただそれは「そんなまっすーは見たくない」というものではなくて、ただ純粋に初めて見るものに感じる驚きと戸惑いでしたが。その後、象のフンを絞った水分を蒸留して飲んだと知った時は「まっすー、本当に頑張ったんだねえ…」と勝手に母親のような気持で泣きそうになりました。だけど本当に涙がこぼれたのは、オファーが来た時「やった!ついに来たか!」と嬉しく思った、という彼の言葉を読んだ時でした。

 私がNEWSのファンになってからまだ3年弱ですが、どんどん違う表情を見せてくるまっすーにその都度驚かされたり心をつかまれたりしてきました。それは他の3人も同じだけど、他の3人はどこまでも続いて行く階段を、それぞれのスピードや上り方で、でも止まることなくどんどん上っている印象。けれどまっすーは途中途中にある踊り場で止まってはこれまで上ってきた段に思いを馳せ、今の自分の足元を確認し、そしてこれから上っていく段を見つめ、すべてに納得してから次に一歩を踏み出すという印象でした。それが彼が頑固だとかマイペースだとかと評される一因なのではないかと。 

 特にここ1年ぐらいかな、まっすーが変わろうとする意志というか気配を色濃く出してきていると感じていました。色んな発言だったり態度だったりにそれは表れていたけれど、でも決定的というほどのものはありませんでした。それは今までの自分から変えていくのを怖がっている、今までの自分が作り上げてきた「アイドルまっすー」に囚われている、というより、「アイドル」として次の段に行く機が熟すのを待っているのかなと思っていました。彼の年齢でそれをすることについて、遅すぎる、そんな悠長なことをしている場合じゃないと言う人もいるでしょう。でも私は自分のペースで階段を上りつつ、各踊り場で立ち止まってはいるけれど、必ず目線は上を向いている彼が好きなんです。だから、サバイバルのオファーが来た時の最初の気持ちが「やった!」だったというのはすんなりと腑に落ちたし、彼が本当にこんなチャンスを待っていたことがわかって、その嬉しさに涙が出たという感じです。

 その後で目にしたテレビ誌*2の「元気になれる愛コトバを伝授」という企画コーナーで、まっすーがこんなことを言っていました。

愛コトバ:美しい

 なにごとをするにしても、こころのどこかに “美しい” を持っていられればいいなと思う。なにごとも、かっこいいこととか、ダサいことでも、汚いことでも、なんでもどこかが美しければいいなと思ってて。見た目というよりは、心のどこかにきれいとか美しいとかを持ってると。美しいってなんだろうなぁといつも思ってます。焦ってたとしても美しい対応ってあるじゃないですか。スマートっていう意味かもしれないけど。いろんなとこに当てはまるかなぁと思って。最近いちばん好きな言葉かも。

 

 これを読んで思い出したのが、手前味噌ですが私が以前書いた記事*3の一節。

 今まで「いらない色はハジいてきた」結果が今の彼だ。流されることもぶれることもなく、自分の感じる「美しい」色を信じ、能動的に選択してきた結果が今の彼なのだ。周囲から様々な色を提案されたことは何度もあっただろうし、その頑なさを批判する声も聞こえていたはずだ。それでも今まで彼はその時々で自ら判断し「保って」きたのだ。

 そんな彼がここ最近メディアで今まで見せなかった表情を見せ始めている。彼が感じる「美しさ」が変化してきたのだろう。今まで見せなかったのは、単に見せたくなかったから、見せた結果を怖がっていたからではなく、見せることに「美しさ」を見出せなかったから。けれども様々な経験や出会いを重ね、彼にとっての「美しさ」も少しずつ変化し(それは誰にも起こる当然のことだが)、色々なものを「脱ぎ捨て」「振りほどいて」いくことに「美しさ」を感じるようになったのだと思う。

 これからの彼も今までと変わらず、自分がその時感じる「美しさ」を信じ、自分の中に「美しい」色だけを取り込みつつ「白に近い色」を保とうとしていくだろう。その色は時として黒に見えること、あえて黒であるかのように見せてくることもあるかもしれない。しかし、それは自分の信じる「美しい」色を内に取り込み自分の足元を固めながらはるか上空の光を見上げ、その高みにたどり着こうと飛び続ける、意志のある「ベージュ」だ。そしてそういった現状維持と挑戦のあり方こそがきっと彼にとっての「美しさ」なのだ。

  「美しさ」をテーマにしたソロ曲*4を歌ったコンサートが終わってもう半年経ってしまったけれど、彼の心の中にはやっぱり変わらずこの言葉があったんだと知ることができて、それから私の考察も少しは合っていたのかもと思うことができて、何重にも嬉しかったです。きっとサバイバルを通して、この「美しさ」に対する思いも色んな意味で深まったんじゃないかな。自宅にいてもアイドルとして生活することを意識していて「変な格好をしたりダラダラしたりせず、いつも格好良くしていなければと自分に言い聞かせている」と話す*5ほど「アイドル」であることにストイックなまっすーが今後どんな「アイドル増田貴久」を見せてくれるのか、とても興味深いです。

  10月に観た慶ちゃんの舞台「グレート・ネイチャー」のキーワードが「自然」でした。観劇後ふいに「自然とは」と思うことがありますが、今までまっすーが試行錯誤しながら進んできて、今彼のところにこんなチャンスが来て、彼がそれを嬉しいと思う、それは全部自然なことだったんだなと思います。(余談ですが、まっすーが慶ちゃんの舞台を観に行けなかったと聞いた時は、彼にしては珍しいことなので少し驚きました。もしかしたら今回のサバイバルのための体作りで忙しかったのか、まさにサバイバル中だったのか、単にスケジューリングが甘かったのか等々真相は私にはわからないけれど、あの舞台を観たら彼は何を感じたのかなあ)

 放送を観た後、私は何を思うんでしょう。泣きながら観るのか、緊張しながら見守るのか、案外冷静に見つめられるのか、今はまだ自分でもわかりません。何にしてもあとほぼ1週間。放送が楽しみで仕方ないことだけは事実です。

 

 

 *「永遠」*

 「永遠」は2015年11月25日に発売されたNEWSのDVDシングル「四銃士*6に収録されている一曲です。通常盤には「四銃士」「ANTHEM」「永遠」「SPEAKER」の4曲が収録されていますが、私が一番繰り返し聴いているのがこの曲。ラブソングです。普通に考えて恋愛を歌ったラブソングだと思うけど、私はどうしても親から我が子に贈るラブソングという目線で聴いてしまいます。イメージとしては何らかの事情があって、いつか別れないといけないとわかっている父とまだ幼い娘。小学校低学年ぐらいかな。たとえば離婚して娘はいずれ母親の方に引き取られるけれど、母親が仕事か何かで数年海外に行かないといけない、でも娘は日本の学校を卒業したいと希望しているので、それまで一緒に暮らすことになった父と娘とか。実は本当の父親ではない(まったく血がつながっていなくてもいいし、事故で亡くなってしまった親戚の娘でもいいけれど、そんな女の子を成人するまでという約束で縁あって引き取ることになった等)ので、いずれ離れないといけないと覚悟を決めながら育てている父とそれをまったく知らない娘とか。なぜか最初からそんな設定が浮かんできてしまったので、そういう風に聴いています。私の聴き方がどんな風にせよ、本当に素敵な歌詞で、それを歌い上げる4人の声が優しくも切なくて、ドラマとか映画の主題歌にぴったりだと思います。父親役は最初シゲちゃんのイメージで聴いていました。父親役としては慶ちゃんの方がしっくり来ると思うけど、シゲの一見クールそうで実は、というところがいいかなと。でもサバイバルの予告CMを観た今は、まっすーもいいんじゃないかと思っています。テゴちゃんはまだ父親役っていう感じはしないけど、彼ももう28歳ですもんね。演技仕事にはあまり興味のなさそうなテゴちゃんだけど、どんな父親を演じるのか観てみたい気も。

 

 *「ヒカリノシズク」

 先日のFNS歌謡祭で初披露された「ヒカリノシズク」。2016年1月20日発売の楽曲*7です。今のところテレビで歌ったのはこのFNSだけなので、あれが固定の振付だったり衣装だったりするのかは不明ですが、どの衣装もみんな似合っていて素敵でした。特に好きだったのは慶ちゃんかな。細身で背が高くて足が長くて色っぽい慶ちゃんの魅力に溢れていました。

 本人たちも言っていたけど、「チャンカパーナ」以降はカップリングの位置にあるような、いわゆる「名曲」。耳の中をさらさらと流れて行ったかと思ったら、歌い出しのシゲの優しい声と「何度も何度も僕らは歌うよ」の一節が残ってキラキラしていました。その後何度もじっくり聴く度にしみじみと本当にいい曲だなあ、と思っています。

    歌詞の内容としては「フルスイング」と同じような、痛みを乗り越えて歩いて行こうというようなものですが、「フルスイング」で歌われているのが、まだ何一つ見えない未来へ勇気を持って今まさに踏み出そうとしている時の祈りにも似た切望であるとするなら、「ヒカリノシズク」で歌われているのはそうやって一歩を踏み出した後、何度も逡巡しながら希望あふれる未来を向いて歩みを進めてきて、時に幸福に包まれ時に傷つき苦しみ、それらすべてを自分たちの内に取り込みながらこれからも歩き続けていくという、切ないけれど強くて穏やかな決意と信念が感じられます。テゴマスに「ヒカリ」という楽曲があり、作詞は「ヒカリノシズク」のtake4さんと同じクリエイター・チームに所属するTAKA3さん。おふたりが所属するのは「フルスイング」の生みの親ヒロイズムさん率いるever.yです。「ヒカリ」に描かれている「これからも僕は歩いて行く 笑って泣いて歩いて行く」という世界と「ヒカリノシズク」「フルスイング」とのつながりを考えるのもまたおもしろいと思います。実は何のつながりもないのかもしれないけど。

   この楽曲は2016年1月9日から4週に渡ってフジテレビでドラマ化*8されるシゲ作『傘を持たない蟻たちは』のドラマ主題歌です。小説を書くのはNEWSのためにと常々言っているシゲの願いが叶って完成した楽曲だと思うと、それだけで胸に来るものがあります。サッカー方面で頑張っているテゴちゃんのおかげでたくさんのサッカーソングも歌うことができました。今年のCWCテーマ曲の『ANTHEM』もよかった(マスラップ最後の口元に手を持って行く振り付けが好きです)。NEWSに新しいチャンスをもたらしてくれたひとりに対して他の3人が心から喜んでいて、全力でがんばる!と思っているのが伝わってくるので、いいグループだなとしみじみ感じます。

  FNSで「ヒカリノシズク」を歌ったときはドラマ原作者シゲをセンターに、あとの3人はそれぞれ別方向を向き少し離れて立っているところから始まりました。そしてシゲが切なくて優しい声と表情で歌い始め、シゲを頂点にした三角形へと少しずつ隊形を変化させていきます。そして「今夜も 今夜も 夜明けは始まる」と歌いながら4人がきれいに横並びになります。それぞれの距離もずいぶん近くて、視線はそろって前を向いている、こんな感じの「横にぎゅっと並んで同じ方向を見つめている」NEWSは色々なところでよく見ますが、やっぱり魅力的だなと改めて思ったし、胸に沁みました。その後またシゲを頂点にした三角形へと隊形は変わります。体の向きも視線もそれぞればらばらですが、きれいな形を作っていて、しかも歌い始めよりも4人の距離が近くなっています。この辺りにも歌詞の世界観や今のNEWSの関係性が表現されているように感じました。発売まであと1ヶ月。予約も完了して、ほかの収録曲も楽しみに待っています。

 

 

 長くなりましたが、一年が終わる前にどうしても書いてしまいたかったので。これからまだまだ、発表されていないのも含めて楽しみなNEWSが目白押しですね。2016年も私なりに楽しく穏やかに応援したいと思っています。読んで頂いてありがとうございました。

 

 

 

 

 

*1:2015年11月24日放送「ベストアーティスト2015」

*2:『TVガイド』平成28年1月8日号

*3:「Skye Beautiful」からの増田貴久に関する一考察 - あの世界の片隅で

*4:増田貴久「Skye Beautiful」:アルバム「White」収録

 

White 【通常盤】

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*5:2015年12月25日発行『読売中高生新聞』

*6:

 

四銃士(通常盤) [DVD]

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*7:

 

 

 

 

 

 

*8:

www.fujitv.co.jp