NEWS LIVE TOUR 2016「QUARTETTO」 in 大阪城ホール 4/2 感想
2016年4月2日(土)に大阪城ホールで行われたNEWSのコンサートに行ってきました。終わってすぐに感想を書き始めはしたんですけど、その頃ちょうど私事で色々ありまして、それどころではなくなってしまい、2か月以上たってからようやく続きを書いてます。何だか今更感がものすごいけど、まあ自分の備忘録として(とか言ってもう色々忘れちゃってるから備忘録としてもあんまり意味ないんだけど)。
本当は5月末の広島公演が当選していたんですが、あいにく娘の運動会の週と重なってしまい、雨天順延になるおそれも考えて交換を探したところ、幸運にも大阪のチケットと交換して頂けることに。自分の中ではまだまだ先とのんびり構えていた参戦が思いがけず1ヶ月半も早まることになり、慌ててアルバム「QUARTETTO」*1を家でも車でも聴きまくりました。今回のアルバムはタイアップ曲も多かったため初めましての楽曲がいつもより少なかったので助かりました(笑)
実は今回が初めての大阪城ホール。NEWSのファンになってから3回目のツアーで毎回大阪も申し込んでいるのに、見事に振られ続け(初回は神戸に勝手に振り替えられてびっくりした思い出)ようやく入れた大阪城ホールだけど結局自力ではないという…去年のツアーの時はグッズ購入や友達に会うためにホール前までは行ったけど、入るのは初めてだったので、その点でもちょっとわくわくしてました。
NEWSのグッズは可愛いと定評があるけど、今回も可愛かった♡オルゴールはシンプルで上品だったし、予想通り「愛言葉」で嬉しかったな。グッズを買ってすぐに動作確認のために鳴らしてみた時は娘と二人で盛り上がりました。ト音記号のペンライトも素敵だったな♡そしてあのパーカーとTシャツ。色も私好みの赤で可愛いけど、私が着るにはちょっとためらいがあったので購入しようか一瞬悩んだものの、娘が着て参戦したいと言うのでセットで買うことに。142㎝の娘が着たら完全にワンピース状態だし、腕もたくし上げなかったら正に十四松状態。
色が違うけどこんな感じ(笑)まあ私が着るよりは似合っていたと思うし(親バカ)娘も喜んでいたのでよしとしましょう。
グッズは前々日のプレ販で購入していたため当日は結構ぎりぎりに会場へ着いたので、会えなかった友だちもいて残念だったけど、またの機会に。入場するとすぐにニッセンさんのパーカーがさわれるように展示してあったりフライヤー*2を頂けたりして、ニッセンさんありがとうございます、また色々買わせて頂きますので…!と心から感謝。ニッセンさんのCM、今はもう終わってしまいましたが(この記事を書き始めた時は観覧車のが絶賛放映中でした…)テレビから流れてくるたびドキッとしてたし、遠くにいても毎回テレビの前に走って行って見てました(ただそうすると大抵の場合シゲは見られず・・・(ノД`))。
今回に限らずですが、私はMC以外はメモを取らずコンサートを楽しむことに専念しているので、正確なセットリストは書けません。さらに残念な記憶力なので、その都度思ったこともはっきり覚えていません(笑)コンサートから2か月以上たってしまった今となっては、どんな衣装やダンスだったとかさえもうほとんど思い出せません。今覚えているのはただひたすら感動したり楽しかったりしたな、みんな素敵だったな、そしてやっぱり私はまっすーが一番好きなんだな、ということぐらい。というわけで、一曲ごとに感想を書けないのだけど、特に印象に残っていることだけ書いていきます。
席はスタンドBブロックの7列目。メインステージからは遠いもののサブステージや外周からは結構近い。そしてまた後で書くけれど、私にとっては本当に本当に素敵な席でした。何より今回のツアーは私事で色々あって参戦断念も一度は覚悟していたので、一度でも参戦できただけで心から幸せでした。
入場して一番に目を引かれたのが、メインステージのセット。豪華かつ上品で、ヅカオタの娘は宝塚みたい…♡と感動してました。私自身はパリのオペラ座とまで言ったら言い過ぎかもしれないけど、クラシカルな劇場やコンサートホール、アンティークのオルゴール等を思い浮かべてうっとりしてました。
大阪公演の数日前に24時間テレビのパーソナリティ発表があったんですよ。発表後初めての公演だったし、何より私にとっては初日にしてオーラスという貴重な公演だったので、こんなうちわを持って行きました。わかりにくいかもしれないけど24は紫でVはピンク。
MCで24時間テレビの話になった時、シゲ「うちわ持ってくれてる方もいてね」慶「そうそう、見たよー」 っていう感じの会話があったんです。そしてここから先は私の勘違いだろうから誰にも、ずっと娘にも言ってなかったんですけどね、コンサートから2か月たって、ようやく先日娘と夫に「実はね」って打ち明けたら、娘「気のせいだって…(苦笑)」夫「…ふーーーん…よかったねえ、幸せで…うんうん…(憐れむような微笑み)」という案の定な反応でしたけどね、私の前方に慶ちゃんが来た時私のうちわを見て指差しながら、そして私の目をまっすぐ見て「(うちわ作るの)がんばった?がんばった?」って口を動かしてくれたんですよ!!…と私は信じてます(笑)最初は私じゃないと思って反応しなかったら、慶ちゃんがもう一回私の目を見て言ってくれたから!!…え、私??って顔してたらうんうんってにっこりうなずいてくれたから!!…ってまあ間違いなく私の幸せな勘違いで、私の後ろの方の若くて綺麗なお嬢さん方に何やらファンサしてたんだろうけど〜!!うちわも時間がなくてパーツ全部注文したのを貼っただけだから、そんなにがんばってないけど〜!!だけどチラリとでも4人の目に入ってたらいいなあ。おめでとうの気持ちが伝わってたらいいなあ。
演出は色んなことにチャレンジしているなと感じました。プロジェクションマッピング(だと思ってたけど、違うんですね!いろんな方の衣裳解説を読んでわかりました。ありがとうございます)やセグウェイ、大きなオルゴール等を使って鮮やかな色と音と光が飛び跳ねている感じ。4人がそれぞれに作り出す色と音が絡み合い大きなうねりとなって新しい世界が構築されていく、まさにQUARTETTO。次々と繰り出される心奪われるパフォーマンスからは、さまざまな側面から観客を魅了しようとしているのが伝わってきました、とここまで2か月前に書いてるけどもうこれ以上書けません…(泣)
<追記>
MCの簡単なレポをTwitterで流したのをまとめておきます。その時にも書きましたが、一言一句このとおり言ったというよりこんな感じで言った、ぐらいで読んで頂けたら。
大阪4/2 2部①「フェルタム増田」事件。Jr.6人とご飯に行った時。増「俺のこと知ってるのに『フェルタム増田』と書くことに疑問を抱かず受け入れた店員さんにびっくり。こいつ(フェルタムっていう)会社持ってんなって思われてたのかな?」
— のり (@MarchHare3x3) April 3, 2016
大阪4/2 2部②「慶一郎の郎は右がちょろーんの郎」と説明すると慶ちゃんが言った時、すぐさま「おおざとね」って出てくるテゴちゃん。シゲは亠(なべぶた)がさらっと出てくるし、中学受験した同級生感に萌える♡
— のり (@MarchHare3x3) April 3, 2016
大阪4/2 2部③「右がちょろーんの郎」に対し3人が「頭悪そうw」「キャスター感ゼロ」と笑うと慶「every.でも頭悪いのいつバレるかひやひやしてる。みんなもでしょ?」ってファンに笑ってたけど、私は慶ちゃんのキャスター姿にいつもキュンキュンしてるし誇らしいよ!
— のり (@MarchHare3x3) April 3, 2016
大阪4/2 2部④「テレビつけるとよく小山が出てるんだけど」から「夕方も朝もソラジロー出てる!ソラジローすごい!」ってソラジロー大絶賛のまっすーに「俺がほめられるのかと思った」って慶ちゃんは笑ってたけど、まっすーが何だかんだevery.観てるの嬉しいんだろうなっていう優しい笑顔。
— のり (@MarchHare3x3) April 3, 2016
大阪4/2 2部⑤まっすーは一度覚えたダンスを絶対に変えたくない。音の取り方をちょっとアレンジするのも(この時のまっすーの見本が気持ち悪くて慶ちゃんが笑ってた)手の上げ方一つ変えるのも嫌。昔の曲のダンスで意見が分かれた時「でも手越は『絶対こっちだって!』って。頑固だから。→
— のり (@MarchHare3x3) April 3, 2016
大阪4/2 2部⑥まっすーネガティブキャラの件。慶「でも24時間テレビの番宣で呼ばれるよ、きっと!」と必死のフォローも増「全員?」慶「いや、全員は多いだろうから…」増「じゃあ呼ばれないの、俺だよ」とどこまでもネガティブ。このキャラの理由がわかる変ラボが全国で観られますように。
— のり (@MarchHare3x3) April 3, 2016
大阪4/2 2部⑦増「まあ俺はネガティブな訳じゃないんだよ。俺が一番ポツリんなんだよね」メンバーも会場も???ってなってシーンと静まり返る。増「お返ししまーす」慶ちゃんに中継戻した(笑)
— のり (@MarchHare3x3) April 3, 2016
大阪4/2 2部⑧まっすーはダンスに関してはHDDだよね、ファンのみんなも手の振りをよく覚えてるよね、の流れから今日出番5分前にシゲが裏で、今から踊る曲の振付確認してたけどあれ何だったの?とメンバーが質問。シ「なんかね、ずっと間違ってたらしいです、僕(笑)」
— のり (@MarchHare3x3) April 3, 2016
セットリストについてはパンフレットの説明を読んでなるほどと思いはしました。慶ちゃんとテゴちゃんの言ってることが何となくかみ合わない気はしたけど、まあ最終的にはみんな合意したわけですよね?だから私も一応、なるほど、と。でもやっぱり私はテゴちゃんの言うように色んなのが聴きたかったな~最近のカップリング曲とか聴きたかったな〜というのが正直な思い。新しくファンになった、NEWSに興味を持った人たちへの自己紹介的なコンサートにするにしても、NEWSってこんなのもあんなのも歌えるんだ!って驚かせる部分を作ることで、より多くの人をNEWS沼に引きずり込めるような気がするんですよね。そういう意味で、大人の乾いた色気満載の「Sweet Martini」とか「whis・per」とかの路線のものも歌ってほしかったな。次回ツアーに期待です。
「シリウス」はCMで流れた何小節かだけで絶対いい!って思ってて、アルバムが発売されたら思っていた以上によくて、さらにコンサートで聴いたら本当によかった一曲。華やかだし高揚感溢れるし、これがシングルカットされなかったのは心底勿体ないと思うけど、今回のツアーだけで終わってしまうのはさらに勿体ないので、今後も聴かせてもらいたいものです。
「NEWSKOOL」はアルバムの中でかなり好きな楽曲のひとつだったんですけど、ダンスが可愛くて楽しくて、ものすごい盛り上がりでした。「NYARO」に続き、これもまたコンサートで引き続き歌って行ってほしい。「NYARO」もシングルカットされなかったもったいないCM曲ですが、このイントロが流れるだけでテンションが一気に上がるし会場内の一体感がすごくて、NEWSにとって財産となる一曲だとしみじみ思いました。
今回アルバム「QUARTETTO」収録曲以外で歌ったのは、NEWSのベスト盤に収録されていて今まで何度もコンサートで歌ってきたいわゆる定番曲と4人になってから盛り上がり曲として定番になった「恋祭り」などの曲だけでした。そのため、セットリストをまったく知らずに入った私でも、イントロが流れた時「ああ、これ歌ってくれるんだ!」っていう驚きやときめきが少なかったのは事実です。ただ「I・ZA・NA・I・ZU・KI 」の時だけは、何度も美恋魂のBlu-rayで観た、映像的にも音楽的にも美しいあの楽曲を目の前で聴ける、観られるという幸福に興奮しましたが。
ソロについて。慶ちゃんのソロはただただ大人の色気たっぷりで。慶ちゃんの細い腰がね~もうね~…♡慶ちゃんの鼻にかかった甘ーい声と色っぽいダンスと夜の世界感あふれる照明とで作られた和風淫靡&退廃的な空間は、日ごろきっちりとスーツを着込んでニュースを読んでいる慶ちゃんとは正反対の位置にあるもので、このギャップは確実に慶ちゃんの武器になってるな~と感服しながら眼福にあずかりました♡
シゲのソロは毎回どんな演出か楽しみだけど、今回は特に原作『星の王子様』の世界をどういう風に絡めてくるのか楽しみにしていました。 作家加藤シゲアキらしいスノッブでチャーミングな演出と衣装で、もともと今回のアルバムソロではシゲのソロが一番好きという娘(テゴ担)が帰り道ずっと、そして2か月たった今も「シゲのソロがよかった~好き~大好き~もう一回見たかった~」と繰り返しています。私も早く映像でもう一回見たいな♡
テゴちゃんのソロはそんなシゲの世界と対極にあるようにシンプルな演出で、ただ自分の声だけで勝負している世界でした。静寂の世界に彼の声だけが響いていて、歌詞の内容も歌声も深い悲しみに満ちているけれど、かつての幸福の存在もきちんと感じさせてくれるような優しい、だからこそより切ない空間になっていたと思います。
そして、まっすーのソロ。私はNEWS箱推しだけど、一応「自担」はまっすーなんですよ。でも、もう全然詳細を覚えてないんですよ…ソロに限らずだけど。コンサートの時、基本的に私は自分の近くにいる人(メンバーでもJr.くんたちでも)を見ていて、4人が集まっている時だけは主にまっすーを見ています。でもコンサートが終わった直後も今思い返しても、ソロについてはまっすーのダンスの美しさに圧倒されたことしか思い出せなくて。彼のダンスにただただ見とれていた記憶しかないんです。だからこの記事を読んでくださっている増担さんにはもうほんと申し訳ないんですけど、「素敵だった」「圧倒された」としか表現できません…。何の曲だったか忘れたけれど、彼が腕を伸ばして指をすっと上げた時、その指先までの美しさに息をするのも忘れるほど見入ってしまったということは覚えてます。
ここから先はかなり個人的な感想になるので、読んでもおもしろくないかもしれません。すみません。
今回のコンサートで私が唯一明確に覚えていること、そしてきっとこの先もずっとずっと忘れられないことは「ヒカリノシズク」を歌うまっすーを目の前で見られたことです。まっすーの歌う位置がちょうど目の前だったんです。距離も近くて。「ヒカリノシズク」は発売されてから何度となく私の心の支えになっていた大切な一曲です。辛くて悲しくて、どうしたらいいのか途方に暮れていた時、何度心を慰められたか。何度寄り添ってもらったか。その大切な一曲を私の大好きな彼が私の大好きな声で歌うのを目の前で見られたこと。それまで彼は私の近くにはあまり来ていなかったんです。それなのに、この一曲をすぐそばで聴けたこと。優しく慈愛に満ちた歌声と表情を間近で感じられたこと。これから来る大変なことを乗り越えるために神様がくださったプレゼントかもしれないと思いました。微動もできず涙をこらえながらひたすら彼だけを見つめ、彼と神様に感謝しながら聴き入りました。一言一言、一音一音を大切に愛おしむように歌っている彼を見つめながら、ああ、これで私は頑張れる、今までも今日も、そしてこれからも、本当にありがとうと感謝していました。
いずれ発売されるツアー映像を観たら、きっと忘れていたり取りこぼしていたりすることが多くて、本当にこのツアーに行ったのか信じられないかもしれません。でも、暗闇の中で光を受けながら「ヒカリノシズク」を歌っているまっすーの声と姿はきっとこれから一生私を励まし続けていってくれる宝物です。そんな宝物を頂いた今回のツアーでした。