あの世界の片隅で

NEWSで観たこと読んだこと経験したことの感想。Twitterのまとめも。

増担による増担のためのLPSとかmadoromiとか今更のあれについて

 NEWSのNEWシングル「LPS」*1が本日2018年1月17日に発売されました。おめでとうございます!きのう無事にフラゲでき、さっそく聴き始めたんですけど、通常盤に収録されている「madoromi」という楽曲がそれはそれはすばらしくて、1年半近く放ったらかしにしていたブログを書きに来た次第です。とはいっても、今回はタイトル通り増田さんについてしか書いていません。悪しからず。

 

 まず「LPS」ですが、発売までにラジオで流されたのは聴かないようにしていました。音楽番組で披露されたのだけに留めて、あとは発売されてからのお楽しみに取っておこうと思ったので。きのう初めてきちんと音源を聴いて一番に思ったのは、やっぱりテゴマスはライブがいいな、ということ。

 NEWSのシングルなのにテゴマスについてですみません。でも、テレビで初めてこの曲を聴いたとき、一番心に残ったというか、撃ち抜かれたのがテゴマスのハモり部分。最初の手越さんの福音の調べのような歌声に増田さんの声が重なるところでいきなり心臓がきゅっとなったけど、何より「それでも希望は胸(ここ)に “くそったれ”はゴミ箱に」のところ。ふたりが目を合わせてここを歌い始めた時、息が止まりそうになりました。もともとテゴマスからNEWSのファンになった私なので、仕方ないけど、やっぱりこのふたりのハーモニーが死ぬほど好きなんだと再確認しました。

 で、昨日初めてきちんと音源を聴いて「あれ?」って思ったんですよね。なんか、なんか、物足りない…ばらばらに録音して重ねた、ある意味きれいなきちんとしたハーモニーより、ふたりが目を合わせて織りなすハーモニーのほうが断然すばらしくて、パワーにあふれていて。これってテゴマスの時もいつも思うことなんですよね。絶対ライブのほうがいい。NEWSの新曲が出るのももちろん嬉しいけど、ふたりにもっともっとテゴマスとしても活動してもらいたいな。テゴマス聴きたいな。もったいないな。テゴマスの成長とか活躍とかはNEWSにとっても絶対に糧になると思うんだけどな。

 

 それから「madoromi」。バカみたいな感想ですけど、この曲、すごくすっごくいいですね。NEWSのバラードの中でもかなり好きです。一番と言ってもいいかも。日本語の美しさもメロディーも好き。そして何より増田さんの歌声ですよ。車の中で音量上げて聴いてみてください。増田さんの素敵な歌声に全身包まれてハンドルに突っ伏しそうになります。危ない。私、今朝車に入れたんですけど、1分10~38秒部分のリピートが止まりません。やっぱり増田さんの歌声が私にとって一番なんですよね。

 歌詞カードを見ないで聴いていて、歌詞の美しさにも引き込まれました。前に書いたけど*2、増田さんの歌声と和語の親和性の高さが大好物の私にとって、この曲を好きにならないわけがない。どこか懐かしい、優しいメロディーも好きだし、「グッバイ」のところは絶対カタカナ表記がいいなと思って歌詞カードを見たらその通りで、ここだけでも拍手喝采です。これ、絶対に「Good-bye」じゃなくて「グッバイ」がいい。アン・ルイスの「グッド・バイ・マイ・ラブ」とか柏原芳恵の「ハロー・グッバイ」とかの世界ですよ。わかってもらえるかなあ(笑)懐かしくて、でも思い出すとちょっと切なくて、という世界。はーーー、もう好き!という感想しか出ません(笑)タイトルが小文字のアルファベット表記なのは何でだろう、ちょっとファンタジーな感じが出るからかな、とか勝手にいろいろ考えを巡らせています。あ、それからメロディーがちょっと「愛の讃歌」にも似ていて、それもいつか増田さんに歌ってほしいなあなんて思いました。その時は英語バージョンがいいな。英語のほうが歌詞に愛の狂気みたいなのが感じられて好きだし、それをあの柔らかい増田さんの発音で歌ってもらうというギャップを楽しみたい。

 

 実は、去年のアルバム「NEVER LAND」*3に収録されていた増田さんソロの「FOREVER MINE」から未だに抜け出せずにいる私です。今も仕事から帰る車の中で毎日のように聴いて癒されています。(余談ですけど朝は「U R not alone」でパワーをもらって出勤。「力を貸してくれないか」という相手が「昨日までの自分」というところでやっぱり泣きそうになるし頑張ろうって思います。)

 去年は仕事も家のことも本当に忙しくて、これだけはと思っていたコンサートの感想すら書けずじまいだったけど、増田さんが降らせる絹の雨に初めて濡れた日からずっとずっと幸せな雨の中にいます。コンサート*4もこの一曲のために行ったと言っても過言ではないぐらい好きで、そしてやっぱりこの曲もCDで聴くより生で聴くほうが何倍も何十倍も素敵でした。増田さんの歌声を堪能するためについ目を閉じては、せっかくコンサートに来てるんだからとあわてて目を開けてスクリーンに映される彼の表情を見て、でもやっぱりまた目を閉じちゃって…という繰り返しだったけど、彼にとっても大切なこの一曲を愛おしむように歌う声にはCDよりも増田さんらしい柔らかさや優しさや愛情が表れているように感じられて、至福の時を過ごさせてもらいました。

 こんな感じで、増田さんの歌う「FOREVER MINE」が本当に好きなので、当分この一曲から抜け出せないかもな、なんて思っていましたが「madoromi」のおかげで抜け出せない曲が増えて、ますます増田沼にはまっていくんだなあという幸せな不安に打ち震えています。

 

 素人の意見ですけど「FOREVER MINE」を歌ってから何となく増田さんの歌声が少し変わったと言うか、厚みと熱が増したように思っています。甘くて優しいのは前からだけど、前よりももっと複雑になっていて好きです。前は気軽に「まっすー」って呼べていたけど今は「増田さん」と呼びたくなる時が増えました。コンサートで「madoromi」聴きたいなあ。歌ってくれるかなあ。…当たるかなあ…(泣)